毎年8月は広島、長崎の原爆投下、敗戦記念日と続く戦争記念月間だ。

今日は8月最後の締めくくりを書く。

戦争反対は戦争法案を強行採決した自民党でさえ言う与野党共通のスローガンだ。

問題は2度と日本が戦争をしない、戦争に巻き込まれないための具体案の誤りと欠如である。

保守政党などは平和のためと言って憲法改悪をすすめ軍備拡張に突き進む。

自衛隊を憲法に書き込み緊急事態には国会を通さず内閣の一存で臨戦態勢を可能にする（国民の私権や自由を制限）改憲を目論んでいる。

政府は年内に新たな防衛大綱を作成し踏み込んだ軍拡のため防衛予算の大幅増を要求する予定だ。

立民も安保環境が厳しいことを認め必要な防衛予算の増額で備えることに理解を示している。

米中に次ぐ世界第3位の軍事大国になれば日本はアメリカの始める戦争に巻き込まれる危険も倍化する。

専守防衛の自衛隊を容認する護憲派の人たちにも戦後まもなくまとめられた「天皇の独白録」を読み返してほしい。

太平洋戦争の原因を問われて昭和天皇はなんと答えたか？

－引用

1)軍備はいざという時の備え、とか言いながら軍備が充実すると使用したがる軍人の癖

2)軍部の主戦論に沈黙するかまたは付和雷同した日本人の国民性が戦争防止を困難にした。

ー以上

確かに帝国陸海軍の軍部は消滅したが代わって世界有数の軍事力を持つ自衛隊が存在する。

我々日本人の付和雷同の国民性は電通やテレビなどマスコミの影響で戦前より返って強まっている。

そしてなにより文民統制の要のはずの自公政府は統一教会で汚れきっている。

憲法を字句通り守り軍隊も兵器もなくせば交戦権も認めないのだから戦争はしようにもできない。

だから理屈の上では私たち非武装中立論は１００%正しい。

数万年以上前に猿から進化した筈の人間だがいまだに理性は猿のままだ。

武器・兵器の殺傷能力ばかり驚異的に進化させた分、猿より始末が悪い。

いわれのない不安、恐怖心の感情論支配から抜け出せないままの愚かな人間たちよ！

2022年8月31日　記

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