岸田首相は安倍「国葬」反対の声がこれだけ上がっても国民の声を聞こうとしない。

自分で声を聞くと言っておきながらこの様(ざま)だ。

先の大戦の空襲で孤児になったり住む家や身体の一部を失ったり損傷した被害者は今でも障害に苦しみ高齢化の中で被害の救済と実態解明を求めている。

他方軍人軍属に対する恩給は現在約18万人が毎年約1300億円受領している。

全国空襲被害者連絡協議会(空襲連)と全国戦災傷害者連絡会(全傷連)が国に救済法の成立を超党派議員連盟と共に求めているが自公政府の反対で成立していない。

対象となる空襲被害者は現在4600人と減少し高齢化している。

なぜ法案が成立しないか、と言えば戦争責任を認めたくない国のメンツかららしい。

自然災害は天災だが戦争は完全に人災、それも国家権力が始める完全な国家責任を伴う人災だ。

これを戦争なのだから国民は当然我慢するべき損害(受忍義務のうち)と切り捨てているのだ。

改憲派の言う国民の生命財産と国の独立を守る”自衛隊は絶対に必要だから憲法に自衛隊を書き込め!

とか

”日本のために体を張って戦う米軍と日米安保体制の強化は必要!

などという嘘っぱちを絶対に信じてはいけない。

国民の生命財産や国民の戦争被害救済など全く見向きもしていないことはこの法案の未成立で明らかだ。

この空襲被害者救済に必要な予算は一人50万円、4600人でたった23億円だ。

あの嘘つき首相の国葬は警備費を入れると30億円はくだらないと言う。

空襲被害者への補償の予算がないと言うなら今年度は予備費で賄い来年度に予算化すればよい。

予備費の使い方としてどっちがまともか。

「戦争を知らない若造世襲議員だらけ、オカルト宗教まみれの自民党よ、恥を知れ!」と言いたい。

なおこのHPのYouTubeの動画で救済を求める議員連盟と被災者の国会議員会館内でのやりとりを見みられるのでご覧いただきたい。(You tubeのページの最上部のタスクバーをホームから動画に移動すれば最初の動画も見られる)

本日9月3日午後1時から浦和駅東口で安倍「国葬」反対スタンディングがあるそうだ。

2022年9月3日 記

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