本日、担当は元東芝原発技術者の小倉志郎さんです
―以下小倉さんの寄稿文の引用―
本年2月24日に勃発したウクライナ戦争の戦場ではウクライナ南東部のザポロジエ原発の周辺での戦闘が激しくなり、遂に、世界の「原子力ムラ」の「大本山」とも言うべき国際原子力機関(IAEA)が同原発の現地調査に乗り出した。
9月1日からIAEAは調査員を現地に派遣していた。
IAEAのグロッシ事務局長は6日、ウクライナの原発に関する報告書を公表し、ザポロジエ原発の周辺に砲撃を行わない「原子力安全・保護区域」を設定する必要があると訴えた。
ウクライナ戦争勃発から半年以上も経ってから、こんな発表をするのは遅きに失したと言わざるを得ないが、原発が武力攻撃でチェルノブイリやフクシマのような重大事故になる前に間に合っただけでも良しとしよう。
今回のIAEAの考え方を我日本にも水平展開して見れば、狭い国土に50基以上の原発を並べた日本のほとんど全土が戦闘禁止区域になることは明らかだ。
即ち、換言すれば、日本には戦争を仕事とする自衛隊や米軍は存在する意味が無くなるということだ。
さらに言えば、日本国憲法第9条に明記された「戦争放棄」および「非武装」という政策にIAEAという国際的権威がお墨付きをくれたということだ。
憲法第9条の書き換えなどまったく必要がない。
2022年9月8日 記 小倉志郎
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