先日、ニューヨークの友人に本とCDを送りに郵便局に行って驚いた。

手書きの宛名書きでは送れないと言われたのだ。

外国に物品を送るにはまず国際郵便マイページサービスに登録し通関電子データを事前に送信することが義務化された、と。

パソコンもスマホも使えないと外国の友人にクリスマスプレゼントを送ることもできない。

デジタル・デバイド、社会の分断だ。

マイナンバーカードは申し込むつもりはないが外国に書類以外の郵便物を送ることはあるので登録せざるを得ない。

登録内容を見て驚いた。

住所・氏名・電話番号・パスワード(必須)と性別・生年月日(任意)を書く欄まであった。

郵便物を送るだけなのに全個人情報の開示を求められる。

窓口のチラシには「米国とヨーロッパ宛ての手書きラベルによる差出は原則、引き受けをお断りさせていただきます」とある。

中国に対抗してデジタル化を急ぐ政府は現金給付までしてデジタル化を急ぐ。

私はこのAI技術利用によるなんでもロボット化、自動運転化、などにかねて反対の立場だ。

余程の事情でもない限り人間が出来ることは人間の手でやるのが一番良い。

デジタルの動力はすべて電気である。

自公政府の軍備拡張政策の結果、何かのきっかけで戦争が始まればまず日本の電気インフラは最初に攻撃、破壊される。

日本のデジタル化が進んでいればいるほど国の機能は停止し大混乱が起こる。

軍備予算の大幅増を進め戦争の危険を自ら招いている自公政府が、他方で日本の全機能をマヒさせかねないデジタル化を進めているのだ。

国民の生命と安全、安心な日々の生活の保障を真剣に考えているとは思えない。

2022年9月19日 記

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