本日は小倉志郎さんの担当です
―以下小倉さんの寄稿文の引用―
イソップ物語の「オオカミ少年」では、少年が「オオカミが来たヨー!」と声を上げるのを聞いて、村人たちが少年を助けに来てみると、オオカミなどいなくて、少年のウソであることがわかる。
少年はウソをつくと村人たちが騙されて来てくれることを楽しむために、何度もウソを繰り返す。
しかし本当にオオカミが来た時にはとうとう村人たちが助けに来てくれずに食われてしまったというお話である。
安保法成立後7年を経て、日本が集団的自衛権を行使できる体制が整ったことが去る9月19日に新聞で報じられた。
即ち、同盟国米国の軍隊が軍事行動を起こせば、日本の都合など関係なく、日本が戦争に巻き込まれる環境ができてしまった。
戦争に巻き込まれて地獄のような状態になることを「オオカミに食われてしまった」に喩えてみよう。
今の日本は「オオカミ」が今にも「隙あらば食ってしまうぞ」とすぐそばまで迫っている状態だ。
日本が「オオカミ=戦争に巻き込まれる危険」に囲まれているのはウソではない。
日本の国民が今後安心して暮らすためには、戦争に巻き込まれる可能性をゼロにすることだ。
即ち、今の「オオカミがすぐ近くにいる」ような環境を解消しなければならない。
それを確実にできる方法が花岡しげるさんの著書「自衛隊も米軍も、日本にはいらない!」(花伝社、2020年)に実にわかり易く書いてある。
この本の一読をお奨めすると共に、納得された方には、身近な人々にも一読を薦めていただきたい。
2022年9月22日 記 小倉志郎
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