本日は小倉志郎さんが担当します

―以下小倉さんの寄稿文の引用―

 去る7月8日の安倍元首相の銃撃死事件をきっかけに自民党と反社会的団体・統一教会およびその関連団体(以下「統一教会」)とが「ずぶずぶの」関係にあることが見えてしまった。

ところが2か月以上経っても、自民党が「統一教会」との関係を断つことができそうもないことが見えてきた。

「自民党には自浄能力はないのか?」という声まで聞こえる。

「自浄能力」とは外から手を出さなくても自らの汚れを浄化することができる能力のことだ。

 では、自民党を含めた私たちの日本社会に視野を広げたばあい、日本社会には自浄能力があるのだろうか?

何度選挙をやっても投票率が50%前後にとどまり、国民に対して多くのウソをつき、経済格差を拡大し、憲法違反の軍備増強を進める自民公明連立政権が続いていることは日本社会にも自浄能力がないことを示していると思う。

 「自浄能力」は船で言えば片方へ傾けば自然に反対側へ戻ろうとして転覆を防ぐ「復元力」、

人間で言えば病気になっても免疫力などにより健康に戻る「回復力」に相当する。

自浄能力が見えない日本社会は今後一体どうなるのだろうか?

復元力を失った船が転覆するように、あるいは回復力を失った人が死を迎えるようなことになるのか?

今の日本の状況を観ると心配でたまらない。

2022年9月26日 記 小倉志郎

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