ー以下小倉志郎さんの寄稿文引用―
政府の要人が記者会見で発言をした情報や官公庁が発信する情報をマスメディアが全国に報道するのが日常のことだ。
読んだり、視聴する国民はそれを事実として受け止めるのが普通だ。
新聞やテレビがウソ情報を報道するとは普通の国民は思わない。
特に日本の国民のマスメディア情報を信じる割合が世界でもダントツに高いと聞く。
従って、その国民の認識や意見への影響は極めて大きい。
マスメディアには報道内容が事実であることを確認した上で報道することや、内容が公平・公正であることが求められている。
政府の方針への批判的な記事だけを載せると「公平・公正じゃない」とか「偏向報道だ」と政府から圧力がかかる。
そのため、最近では政府に忖度する記事が多い傾向が続いている。
安倍政権が続いた長い間、安倍首相を初めとして政府高官が国民に対して多くのウソをついてきた。
その結果、モリ・カケ・サクラ問題、オリンピック疑獄など多くの不正が行われたが、国民はいまだに真相を知ることができていない。
これでは選挙で一票を投じる国民が正しい判断をすることができず、悪政を正すことができない。
政府の発信する情報の真偽を確認せずに垂れ流し、政府の広報係に堕したマスメディア、とりわけ全国をカバーする大手マスメディアの罪は大きい。
2022年10月9日 記 小倉志郎
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