ウクライナの戦場に駆り出されるロシアの若者の狼狽ぶりが今話題だ。

ロシアでは職業軍人だけでは不足で一般市民に徴兵令が出ている。

死が待つ戦場に行きたくない若者が自転車で隣国に逃げたり住民票のある自宅から行方をくらましたり故意に腕を折って身障者を装ったり徴兵義務を回避しようと懸命だ。

これは対岸の火事ではない。

戦前の日本でも徴兵適齢期の青年は兵役を逃れるために秘策を練って必死に生き延びようとした。

吉田裕氏の著作「日本の軍隊」岩波新書に詳しい。

こんな独裁者プーチンを自分たちが民主的選挙で選んだのだ、と自覚する若者は少ないようだ。

日本も同様で政府批判はいくらでもするがそんな政府を選んだのが自分たちとの自覚は乏しい。

ロシアの若者は戦争をハリケーンのような一過性の天災と見做しているともいう。

しかし戦争は自分達の選んだ政府が意図的に起こす100%人災である。

日本は今や18歳以上の男女すべてに選挙権があるが憲法が改悪されれば徴兵も男女区別無く実施される。

自分たちに召集令状が来て初めて死にたくないと思ったのでは遅い。

若者が政治的に無知、無関心の結果、戦争を止める為と言って軍拡・戦争準備に余念のない自公政府および改憲派に投票すれば日本もロシアやウクライナのようになるのは間違いない。

召集令状が来てからでは遅い。

女性兵士(自衛隊員)はトイレも風呂も何もない戦場で男性兵士(自衛隊員)の横で用を足すことになる。

これを恥ずかしいと思うなら自・公・維・国民民主、参政党N国などの改憲派候補者に投票するのは絶対にNOだ。

今の岸田自公政権が続けば来年にもこれらが現実になりかねない。

2022年10月15日 記

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