昨日のNHK日曜討論「防衛費・反撃能力」安全保障政策を問う を見て驚いた。

敵基地反撃能力保有ばかりか戦争継続能力向上(武器弾薬の十分な保有)サイバー戦争への備えが重要課題などとまるで日本が軍隊保有国家であるような意見を与野党のほぼ全員が述べていた。  

まともな野党はれいわ新選組の櫛渕万里と共産党の山添拓だけで社民党は討論に出席すらできない。

おいおい!憲法第9条は何処へ行った??

日本の政治家の劣化、幼児化は目を覆いたくなる。

自民党の小野寺五典、公明党の佐藤茂樹、立民の玄葉光一郎、国民民主の前原誠司、維新の青柳仁士もそれぞれわけしり顔で持論を語っていたが、みんな軍事オタクだ。

戦争の実相を何も知らない。

こんな駄目議員のオンパレードでは隣国が日本を危険視するのも当然とつい思ってしまう。

そもそも政治家に日本の未来を変えさせようと期待すること自体がお門違いかもしれない。

政治家は次の選挙の当選に向けて有権者の顔色・意見を見て自分の意見を簡単に変える。

選挙民が賢くなれば政治家も賢い国民の意見に同調せざるを得なくなる。

ところがれいわ、共産、社民を除く政治家は北・中・ロの脅威を喧伝し「平和のための抑止力」「対話をするにも相手と対等以上の武力」が必要と国民を新興宗教と同じ手口で洗脳しほぼ成功している。

何が継戦能力だ!

ウクライナ戦争が続けば殺されるのは、

ゼレンスキーを選んだウクライナ国民、プーチンを選んだロシアの若者だ。

zerennsuki-

学者も評論家も既成事実を分析し評論するだけで未来を構想する能力はない。

だから学者や有識者に日本の未来を託すのもお門違いだ。

唯一社会を変革できるのは我々市民だ。

だから我々は賢くならねばならない。

本書『自衛隊も米軍も、日本にはいらない』花伝社を手にして非武装中立の理に共感し友人知人に布教して欲しい。

2022年10月17日 記

\この記事が気に入ったらぜひSNSでシェアしてください!いいねボタンも押して頂けるとうれしいです!/