先日所用でアメリカ大使館を訪ねた。

911以降のことと思うがアメリカ大使館の警戒は厳重だ。

大使館側の歩道に横断しようとすると用件を尋ねられ予約の有無を確認される。

大使館の入り口の荷物検査ではPCもカメラも没収だ。

先日、日テレ近くの角を曲がろうとしたら警官に職務質問された。

帰り道ですぐ近くにイスラエル大使館があることが分かりイスラエル大使館の警備と知った。

靖国神社の裏に警察車両と大勢の警官が警戒していたのを見て驚いた。

そこは北朝鮮の大使館ともいうべき朝鮮総連中央本部ビルだった。

この3ヵ国の大使館?警備だけで日本の警察の人員と経費は相当なものだろう。

アメリカの背後にユダヤ資本がありイスラエルの陰に常にアメリカがいて両国ともに敵も多い。

そして両国とも核兵器を持ち世界最大の武器輸出国だ。

北朝鮮は世界が経済制裁・封鎖を加える中で窮乏し制裁解除を望んで注意を引くためミサイル実験を繰り返す。

大使館警護の警察官の姿の見た目は同じだが目的は大違いだ。

アメリカとイスラエル大使館の警備は中にいる館員を守るための警備なのに対し北朝鮮総連の警備は総連の人たちを監視し中に封じ込めるための警備だ。

この3国の警備を見れば外国に敵を持つことの怯えと恐怖がよくわかる。

憲法を改悪して軍事大国を目指せば当然外国から警戒され敵を増やす。

そうなれば海外の日本大使館員は不安の中で勤務せねばならない。

外敵を作らない事、外国人から怨みを買わない事こそが日本の安全保障にとって最も大事なのだ。

物騒な自衛隊を災害救助活動・人道支援活動のジャイロに衣替えし国内ばかりか世界にも貢献すれば世界の人々から信頼され感謝され日本の安全保障が確保される。

こんな簡単なことが国民の共通認識にすらならない。

その結果自公政権、改憲派の態度は一向に変わらない。

2022年10月22日 記

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