―以下本日の担当小倉志郎さんの寄稿文の引用ー

日本で憲法9条に書いてある通りの「非戦・非武装」を実現するためにどうすれば良いか話し合うこじんまりした集いを毎月2回開いている。

このホームページの「私たちの活動」の中の「コスタリカに学ぶ情報・意見交換会」にその案内が載っている。

昨日の集いで、参加者の一人からユニークな提案があった。

「これまでの護憲運動でいろいろなキャッチフレーズが使われて来たが基本的に『憲法を守ろう』というものが中心だった。

それはおかしい。

憲法とは主権者である国民が政府や官僚など権力を持つ者に守らせるもののはずだ。

これからは『憲法を守らせよう』あるいは『憲法を守れ』に変えた方が良い」という。

 確かに今のキャッチフレーズ「憲法を守ろう」では、主権者である私たち国民が憲法を守る立場であるという風に解釈されかねない。

現に自民党の改憲草案はそのように憲法を政府ではなく国民が守るべきものという主旨に変える内容になっている。

「憲法を守ろう」というキャッチフレーズに何の違和感も持たずに護憲運動をしている私たちの仲間は自民党が唱える「改憲」の恐ろしさをはっきりとわかっているだろうか?

要注意だ。

昨日の集いは本当に有意義だった。

2022年10月31日 記 小倉志郎

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