非武装中立日本の建設は二度と日本が戦争に巻き込まれないために不可欠だ。

しかもいずれ時期が整ったらなどと悠長なことを言っていては間に合わない。

日本は焦土と化し放射能に汚染されて住むことさえできない国になる。

私が本書「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」を著した理由は日本のそんな姿を見たくないからである。

近所の広々とした公園や遊園地で無心に遊ぶ子供たちとその姿を見守る若い両親の姿が「100年続きますように」の心境からだ。

中立を宣言してあらゆる武器を捨てて自衛隊全員を災害救助即応隊に所属替えして憲法第9条を完全に守る平和国家になることの現実性、その理を私が悟ったキッカケは以下の3つである。

1)コスタリカを視察して自分の目でコスタリカの非武装の実践を確かめたこと

2)元米空軍パイロットのオーバビー博士との交友を経て絶対平和主義の理を確信したこと

3)旧帝国陸海軍のエリート軍人、遠藤三郎元陸軍中将、高橋甫海軍大佐などの生涯をかけた軍備全廃論の実践を身近に知ったこと

今では誰がなんと言おうとこの確信は揺るがない。

釈迦ではないが悟りの境地である。

非武装中立・恒久平和教は幸福の科学や統一教会のように得体のしれない幸福を売ったり有りもしない恐怖を植え付けて信者を獲得したりしない。

「戦争の絶えない世界は地獄」であり「平和な世界は誰にとっても極楽」だ。

この教えは非現実的な夢物語ではなく極めて現実的な教えである。

このことを全国行脚して1億国民に説き、1日も早くこの教えの熱烈な信者になってもらいたい。

今日の昼過ぎに羽田を発って那覇空港に向かう。

明日から沖縄戦の戦没者や被災者の慰霊を始める。

2022年11月1日 記

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