護憲派の平和運動には排他的匂いがする、らしい
昨日沖縄を発って長崎に来ている。
沖縄の見聞録は色々あり過ぎる程あるのでいずれ書く事にしたい。
2週間ほど前に埼玉県日高市で参院選挙でれいわ新選組の西美友加埼玉地方区公認候補のポスター貼りのボランティアをしてくれた人たちに感謝を込めて久しぶりにお喋り会をした。
私はなぜ若者が環境問題には熱心なのに平和運動にそれほど熱心でないのか?と質問を投げかけた。
答えは護憲平和運動をしている人たちの雰囲気がどこか排他的で改憲保守の温かさ、包容力が感じられないからと言う。
これは私たち護憲派にとって重大な指摘だ。
改憲を目指す保守層は若者を比較的暖かく迎え入れるが護憲平和主義者は穏健保守に比べて排他的に映っているらしい。
私はここで気が付いた。
人類共通の願いである平和と言う目標を実現する手立てが改憲派と護憲派で全く違う。
改憲派は政党を問わず平和のためには抑止力として強い自衛隊を持ち備えを十分すべきという点で意見が一致している。
これに対して護憲派は微妙にお互い食い違っていてお互い排他的に見えるというのだ。
護憲派はピースアゴラのように世界の恒久平和実現のためには非武装中立の完全実践しかない派
もいるが
国を護る最小限の軍隊、専守防衛の自衛隊は合憲・必要派
などもいていろいろだ。
これまでは護憲派と言われていた立民も維新と組むなどグラグラだし、共産党系、社民党系、新社会党系などの党派によって護憲と一口に言っても実は互い同士仲があまり良くない。
こんな護憲派の分裂状況を若者は肌で感じるようだ。
護憲派の目指す平和のための山頂は一つであるべきなのに現状は目指す山がいくつもあって登山道も分かれている。
これでは改憲派がたとえ登山道は多少違っていても一致団結して一つの山を目指している力に勝てない。
2022年11月9日 記
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