―以下今日の担当小倉志郎さんの寄稿文の引用ー

 毎日ひとりデモを続けている。

先月(10月)中にはいくつか面白い反応があった。

今年81歳になって記憶力の衰えをはっきり自覚するようになった。

忘れないうちに披露しちゃおう。

14日、歯医者に行く途中、ちょっと時間があったので地下商店街をぶらついたところ、後ろから来た中年女性が「同感なので、カンパします」と100円硬貨を5枚くれた。

19日、コスタリカに学ぶ会の世話人会(@文京区本郷)の帰りに横浜駅改札を出たところで30代とおぼしきサラリーマンに「おじさん、自衛隊をどう思っているの?」と声をかけられ、15分位話し合った。

30日、コスタリカに学ぶ会の勉強会(@文京区本郷)を17時に終えての帰途、横浜駅から30分歩いて帰宅するが、我が家に近い暗い細道を前からゆっくり乗用車が来て、すれ違いざまに運転していた若い男性から「自衛はできませんよね。頑張ってください」と声をかけられた。

暗くてもヘッドライトで私のプラカードの文字を読み取ったのだ。

31日の夜、めぐろパーシモンホールで韓国伝統芸能コンサートを見ようと東横線「都立大学」駅から商店街を歩いていたら、向いから来た中高年の婦人が「ありがとうございます」とお辞儀をして通りすぎた。

一人デモを始めて6年半になるが、カンパをいただいたのは初めて。

夜道で自動車の中から声をかけられたのも初めて。

どういう考えの持ち主か判らない人々にメッセージを届けられる点が一人デモの最大の利点だ。

2022年11月2日 記 小倉志郎

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