北朝鮮がミサイルを何発も韓国近海に発射したとのニュースをNHKはじめマスコミが番組を中断して流し続けていた。

岸田首相、浜田防衛大臣がテレビ画面で、まるで直ぐにも戦争が始まるかの口調で国民を脅しにかけている。

自公政府は北朝鮮のミサイル発射を日本の防衛政策の年内の改定にあたって一層軍事力強化に舵を切る口実に使おうと躍起だ。

だが国民は度重なるJアラートに馴れっこになり返って戦争をまるで他人ごと、サッカーの国際試合のように軽く考え兼ねない。

戦争とは仁義なき殺し合い・ルールのない破壊合戦でありスポーツとは大違いだ。

戦争のための準備部隊である自衛隊を持ちながらいざとなっても戦争をしない、などあり得ない。

そんな殺し合いはおかしいと言うなら一切の戦争を否定し自衛隊と攻撃兵器を捨てるしかない。

今朝早くから私は沖縄の同志と共に1945年4月1日に米軍を主力とする連合艦隊が上陸した読谷村にあるチビチリガマ、シムクガマ、そしてひめゆりの塔記念館と多くの県民が逃げきれずに身を投げた慶座絶壁(ギーザバンタ)に立ち手を合わせてきた。

チビチリガマでは連合軍の上陸で逃げ込んだ140名の村民のうち83名が自決や肉親同志が殺しあって命を落とした。

その6割以上が18歳以下の子供たちだ。

ひめゆり部隊の15,6歳の女子生徒たちの多くが手榴弾で自決した。

来年にも改憲して自衛隊を書き込みいずれ国防軍にしたいなどと考えている戦後生まれの自民党、改憲派の政治家たちに言いたい。

日本国憲法を手に沖縄の戦跡を回り沖縄県民の犠牲を礎(いしずえ)としてできた憲法第9条を死者の霊前で読み直してこい!

2022年11月4日 記

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