―以下本日担当の小倉志郎さんの寄稿文の引用―

 1971年に発表されたジョン・レノン作の「イマジン」という曲は20世紀に生まれた最高傑作という評判がある。

曲も歌詞も聴く人の心に染み込む。

歌詞の中で私の一番印象に残っているのは、宇宙から見た地球を想像したら、地球上に国境など見えない、というところだ。

そんな地球上で「国境」をめぐって国家が争い、人々が殺し殺されるのは止めようというメッセージが込められていると思う。

世界中の人々から愛された曲が発表されてから、既に51年が過ぎた。

曲ができたのはベトナム戦争の最中だったが、その後もコソボ紛争、湾岸戦争、イラク戦争、アフガニスタン戦争があり、イスラエル対パレスティナ紛争は現在も続いている。

今年の2月に勃発したウクライナ戦争もいつ終わるかわからない。

ただ平和な日々を送りたいだけで何の野心もない人々がどれだけ犠牲になったことか。

一方で、アメリカをはじめとする各国の軍需産業はこれらの紛争・戦争によって大儲けをしている。

 地球全体とは言わず、私たちの日本と言う一つの国の将来を想像(イマジン)してみよう。

アメリカは中国、ロシア、北朝鮮が脅威だと煽り、日本に軍備増強をするようあらゆる手段を使って圧力をかけている。

自公連立政権は従順にアメリカの望むようにいつでも戦争に参入できる準備を進めている。

このままこの政権に任せておけば日本がどんな目に合うか、容易に想像できる。

戦争へ向かう道を一刻も早く引き返そう。

2022年11月24日 記 小倉志郎

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