「#ハッシュタグ岸田首相に殺される」と言うツイッターが拡散しているらしい。

本当に殺されると書いているのかと思いきや岸田首相が進めようとしている大増税計画に生活を破壊されるという意味らしい。

税金がどれだけ上がっても直接我々が殺されることはない。

本当に殺されかねないのは岸田首相がバイデン大統領に勝手に約束し年内にも実現する防衛力の抜本的強化だ。

5年後の27年には防衛予算の10兆円越えを目指している。

自衛隊に長距離巡行ミサイル、いわゆるスタンドオフミサイルを持たせ日本を狙う敵(中国、ロシア、北朝鮮)基地の中枢を事前に攻撃を察知して破壊し未然に防ぐ狙いだ。

有識者と言われる大人が集まって相談してよくもこんな浅慮なことを決めるものだ。

いくら日本政府が日本の独立と安全を守る防衛のための反撃と言おうと世界から日本の先制攻撃と非難されたらどうやって正当化できるというのか?

それこそ日本から攻撃を受けた国は正当防衛としてすぐ日本に反撃してくる。

「武力で脅せば敵は報復を恐れて攻撃など仕掛けてこない」などと言う故安倍晋三元首相など武力信仰派の主張ほど現実離れした夢想的考えはない。

脳みそ、お花畑とはこのことだ。

日本の安全保障環境がこれまでに無く厳しいと「安保村」の住人が言うのは当然だ。

防衛省、自衛隊や防衛産業関係者、軍事評論家は日本の安全保障環境が全く心配なくなったら失業する。

本当の危険は軍事力強化による日本の独立と安全の確保という全く根も葉もない話に国民が騙され日本が軍事力を強化しかえって偶発的に戦争が始まる危険だ。

軍事力で平和が護られるなら世界最強軍事大国アメリカの軍事支援を受けているウクライナにミサイルが飛んでくる筈はない。

防衛予算の倍増を許せば日本に明日にもミサイルが飛んできかねない。

それこそ我々は「#岸田に殺される」

2022年11月27日 記

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