国民の公僕として市民に仕えるべき立場の人たちの劣化が目に余る。

政治家が堕落するのはよくわかる。

次の選挙で当選するためなら何でもやるし志など初めからない。

自民党に多い世襲議員はそもそも代々続く政治家家業の跡継ぎに過ぎない。

そんな人間に投票する我々も我々だ。

裁判官の劣化も著しい。

司法の独立、地位が保証されているのに国民の常識と離れた判決のオンパレードだ。

世界平和の為に外交官になったはずの外交官の堕落振りも目を覆いたくなる。

先ごろ抜本的防衛力強化を決めた元外務大臣の岸田首相は勿論だが外務次官や駐米大使経験など大物外交官OBが有識者として岸田首相のこの決定に異論を唱えず賛成している。

先日民法テレビで防衛力強化を巡り日本の防衛産業がジリ貧であると指摘し武器・兵器の自由な海外輸出を認めない限り防衛産業は細るばかりだと発言していたのは外務省出身の松川るい女性自民党議員だ。

こんな低レベル人間たちが外交官試験に合格して国の外交を担っていて今は国会議員だ。

軍事力を持たないとまともな外交は出来ないと自分たちの無能ぶりを自ら認めている。

経済産業省の公務員が原発事故を経験しながら脱炭素社会の実現と称して原発の建て替えおよび60年超の運転延長を許容している。

いずれも我々庶民感覚とずれた亡国的判断だ。

私が少年時代、世界平和実現のために目指したのは政治家か外交官であった。

政治家は自分の想像していたのとはまるで違うドロまみれ職業とわかり早々にやめた。

私が大学3年になったばかりの年に外務省に入省した先輩の志の低さを知って外交官になるのもやめた。

私の判断にほぼ間違いはなかったと思う。

中国を法治社会ではないと誹謗する日本だが果たして偉そうなことを言う資格があるか。

2022年11月29日 記

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