今日は日本が1941年に太平洋戦争の口火を切って81周年の記念日だ。

最近では日本がアメリカと戦争した事実を知らない若者、知っていても“200年前のことでしょ”と言う若者もいるらしい。

確かに81年前と言えばはるか昔だ。

今年を私が小学校に入学した前年の1948年とすれば81年前は江戸時代だ。

知らない若者が多いのも無理はない。

1945年日本に進駐した連合軍は戦前の日本の軍国主義、アジア侵略の根本原因を天皇制(皇室)と帝国陸海軍(皇軍)の結合一体化にあったと判断した。

マッカーサー総司令部はマインドコントロールされた日本人の統治に利用するため天皇制を残し、併存を許すわけにはいかない軍隊の保持を憲法第9条で明確に禁じた。

この辺の事情は本書「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」でも書いた。

自民党長期政権は年月をかけて憲法9条を解釈変更で骨抜きにした。

そして極めつけとして今月中の閣議で日本を世界第3位の軍事大国とし米軍と共に戦争する普通の国に変える決定をする。

故安倍晋三元首相以来、岸田自公政府、改憲派が目指すのは占領軍が絶対に認めなかった軍隊と天皇制の併存体制である。

まごまごしていると歴史から何も学ばない自民党などの脳ミソお花畑の改憲勢力は自衛隊の国防軍化と共に男系天皇の存続の為と称して大奥制度、華族制度の復活、宮内庁の宮内省昇格まで言い出しかねない。

今回の防衛力抜本的強化の閣議決定は何としても阻止したい。

公明党は平和の党として連立を離れるべきだが統一教会と同じマインドコントロール新興宗教創価学会の政党だ。

統一教会の火の粉を避けるため当分自民党の言いなりだろう。

2022年12月8日 記

\この記事が気に入ったらぜひSNSでシェアしてください!いいねボタンも押して頂けるとうれしいです!/