大阪での講演会の翌日12月4日に大阪城公園の隣にある平和ミュージアム「ピースおおさか」を訪問した。

パンフレットの巻頭に書かれていた[展示リニューアルによる新たなスタートに当たって」が目に入った。(2015年4月30日付)

―パンフレットの引用―

「1991年に平和の首都大阪の実現をめざし、大阪府民・市民の協力のもと世界平和に貢献することを目的に、大阪における平和の情報発信基地として開館しました。開館以来初めてとなるこの度の展示リニューアルでは大阪空襲を中心に取り扱うこととしました」-引用終わりー

このメッセージは維新の会が大阪府・市政のトップを握ってから展示物の内容を大きく変更した際に書かれたもの、と大阪の護憲同志から知らされた。

開館当時は大阪大空襲など戦争被害の面と同時に南京大虐殺写真など戦争加害の面の展示もされていた「ピースおおさか」であったが橋下、松井の時代に全て撤去され被害の展示一色になったと言う。

街中を「身を切る改革」と書かれた看板を車の上にのせた維新の宣伝カーが走る。

しかし身を切られたのは文楽と平和のための活動だ。

既得権を排し身を切る改革を断行すると選挙民をだまして来年の統一地方選挙にも候補を立てている日本維新の会はバリバリの軍備増強・改憲推進政党だ。

「反ワクチン」と「食の安全」で主婦や若い女性の取り込みに成功している参政党も第二自民党、バリバリのマッチョ改憲推進政党だ。

来年の年末年始も平和で迎えたかったら自民・公明、維新・国民民主・参政党に絶対に投票してはならない。

来年半ばまでには確実に総選挙がある。

野党は全く腑抜けだがそれでも「今よりまし」護憲政党の議席を改憲政党と互角まで持っていくチャンスだ。

その後に満を持して我々ピースアゴラが何らかの形で(例えば憲法実現党の立ち上げ)登場する。

そんな来年としたい。

(文中敬称略)

2022年12月30日 記

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