―以下本日大晦日担当の小倉志郎さんの寄稿文引用―
典型的な「手前味噌」だが、6年半ほぼ毎日続けている「一人デモ」の宣伝をする。
胸にプラカードを吊るして街頭を歩き始めたばかりの時はさすがに恥ずかしくてたまらなかったが、脇を通り過ぎる人々のほとんどがこちらに視線を向けずに無視して行くので、3日位したら羞恥心が消えてしまった。
仲間からは「公衆の面前で素っ裸になるのと同様だから、普通の人にはできない」などと私が異常な人間であるかのような感想を言われた。
6年半を経た今でも、仲間で一人デモを始めたのは片手の指で数えられるほど少ない。
一人デモには次のようなメリットがある。
1.時や所について他の人と相談せずに自分の都合だけでできる。
2.A4~A3程度の紙に手書きのメッセージを書いたプラカードを吊るすだけなのでほとんどお金がかからない。
3.一人で同志以外の多くの人々に意見を宣伝できる。大勢の人を集めてのイベントに集まるのはほとんどが同志で、一人当たりの宣伝効果が低い。
4.周囲の人々に「威圧感」を与えない。たった10人が並ぶ駅前デモでも威圧感を感じる人がいるのだ。
5.交通を妨げないので警察の許可がいらない。交通機関の中でも他の客に迷惑にならないようにすればOKである。
最近は見知らぬ人が、親指を上に向けた拳を示したり、「俺も同感だ」と気軽に肩を叩いてくれたりする場合が増えてきた。
全国至る所で一人デモが見られるようになったら世論も変わるだろう。
2022年12月31日 記
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