どうして勉強しなくちゃいけないの?と聞かれたらどう答えるか?
私は何も考えずに学校に通い疑問に思わなかった。
しかし私よりずっと勉強をしたと思われる世の研究者・学者が宇宙にミサイル防御の情報衛星を飛ばし核兵器や核搭載ミサイルなど殺傷能力も命中率も高い兵器を次々発明するのを見ると、何のために勉強しなくてはならないか、の素朴な疑問に答えが見つからなくなる。
これに対して“平和が一番、戦争は絶対駄目、戦争しないのだから自衛隊も米軍も不要であり無くすべき”なのはなぜか、と聞かれたら?
その答えは
“憲法第9条に非武装(陸海空その他戦力の不保持)非戦(交戦権の不保持)と書いてあるから”
だけで充分だ。
憲法違反や暴力はどんな理由があっても絶対に駄目に決まっており説明は不要だ。
「学校でも弱い生徒がいじめられる、やられたらやり返すのは当たり前」と漢字の読めない元首相が抑止力、軍事力必要論を当たり前のようにマスコミに垂れ流す。
対する護憲派・平和主義者は非戦・非武装こそ憲法に沿った正しい道であることを理屈で説明しようとして四苦八苦だ。
特に「外国に攻められたらどうする」の質問には立ち往生だ。
非戦・非武装を実現した暁の日本には一切軍事施設は存在しないのだから攻められる理由がない。
民間施設を不当に意図的に攻撃すれば国際法違反だ。
いい加減な改憲派に比べて護憲派のなんでも理論的に説明しようとするなんと生真面目なことか。
だから護憲派の声は、中・ロ、北・ウクライナ・台湾を持ち出して防衛力の抜本的強化の必要を宣伝する改憲派の情報の嵐に負ける。
本当は暴力を否定する主張に理屈など要らない。
軍備増強派の宣伝は人々の恐怖感に理屈抜きで伝わるから始末が悪い。
影響力絶大のテレビ局は識者と称するなまくらテレビ寄生虫ではなく「非戦・非武装による平和」を堂々と提唱する論陣を張らないといつまでも世論は変わらない。
2021年1月13日 記
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