―以下本日担当の小倉志郎さんの寄稿文の引用―

 戦争を避け、平和を保つには憲法第9条に書いてある通りに「非武装」を実践することが確実な方法だ。

それを主張すると「非武装で目的を達成できることを証明してくれたら、賛同し、あなたたちの運動に協力する」と言う自称「平和主義者」がいる。

こういう「平和主義者」は現在の自民・公明連立政府の防衛政策を批判しながら、軍備の保持を認めてしまうのだ。

憲法第9条では国際紛争の解決のためには「戦争をしない」「武力を保持しない」と明記しているにもかかわらずだ。

即ち、護憲派であるかの振りをしながら、頭の中は既に「解釈改憲派」になってしまっている。

自称「平和主義者」は自己矛盾に陥っていることを棚に上げて、真の護憲派に「証明しろ」といちゃもんを付けているのだ。

 今の日本政治は、国際紛争を武力で解決すること当然とする改憲派と非武装を徹底しようとする真の護憲派の「情報戦争」の真最中だ。

この「情報戦争」で自分たちが絶対に勝てる作戦などありはしない。

どういう結果になるかは闘ってみるしかない。

サッカーに喩えたら、相対するチームのどちらかが絶対に勝てる作戦が無いのと同じだ。

「絶対に勝てる作戦を教えてくれなければ参加しない」という人はサッカーなどできない。

絶対に勝てる作戦が無くても「改憲派vs護憲派」の「情報戦争」に護憲派として参加するか否かは当人の平和を求める本気度にかかっている。

2023年1月14日 記

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