13日に行われた岸田とバイデンとの会談で日米軍事同盟のさらなる深化は行く所まで行き着いた。
岸田は昨年末、国会素通りで閣議決定した防衛力の抜本的強化、防衛費倍増、敵基地攻撃能力保有の成果を引っさげて訪米した。
許せないのは1月12日、防衛省による馬毛島の基地建設工事着工日に合わせて13日の首脳会談に臨んだことだ。
1昨年1月に馬毛島の基地化反対を掲げて当選した2期目の八板市長が変心した。
私の八板市長激励のための面談を設営してくれた内科医の三宅公人さんは市長リコール運動を始めたが期限内に十分な数を集められなかった。
私と一緒に行動してくれた反対派市議の長野広美さんは国の一方的なやり方は「札束でひっぱたくようなとんでもないこと」と怒り心頭だ。
長野市議とは種子島で半日行動を共にしたが種子島の市議にしておくのは勿体ない行動力溢れるハワイ大学卒の女性議員だ。
馬毛島は無人島と報道されているがかつては多くの島民が住み小・中学校もあった自然豊かな島だ。
島には八重石遺跡(3万年前の石器)やマゲシカなど固有生物もいる。
自公政府,防衛省の沖縄を始め全国で金をばら撒き札束で頬をひっぱたき反対派住民を懐柔する基地建設のやり方は汚な過ぎる。
ちなみに原発推進の為、民意を無視するやり方も全く同じだ。
世界各地で歴代首相が言う日本のどこが「民主的で自由、法の支配」なものか!
それでも自公政府を支持し続ける有権者がいるのだからアンビリーバボーだ。
訪米中の岸田、林、浜田、に象徴される政治家のアメリカにへつらう一方の姿はまるで小児の様だ。
マッカーサーが1951年5月に米上院で発言したという「日本人はまだ生徒の段階で12歳の少年である」と言うのもあながち否定できない、と思ってしまう。
“政治家よ、もっと大人らしく振舞って欲しい!世界唯一の平和憲法を持ち、美しい自然と世界に誇る文化芸術を持つ独立国の代表として恥じぬよう!”(敬称略)
2023年1月15日 旧成人式に記
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