本日は本書の非武装中立論に批判的なコメントをアマゾンの書評などから抜粋し本書を妄想的空論と批判する読者に逆質問を試みてみたい。
私達と同じ思いの皆さんには是非周囲に抑止力を信じ自衛隊と駐留米軍の存在を容認する友人・同僚がいたら機会を設けて以下の質問を投げかけて欲しい。
そして彼らの返事を聞かせて欲しいものだ。
日本が非武装中立を実現したとして
(1)日本を直接侵略してくると考えられる隣国はあるか?
(2)あるとすればそれはどの国か?(3)その隣国の日本侵略の具体的意図・動機は何か?
ー個人間とは違い国家間で動機なき侵 略はあり得ないー
(4)自国の軍隊を専守防衛ではないと公言する軍隊が世界のどこかにあったら列挙して欲しい。
(5)武装中立のスイスをもてはやす人もいるが、もしスイスが非武装丸裸だったら外国から侵略されるか?
—2002年スイスは国連に加盟し真の絶対中立ではなくなったー
ピースアゴラの目指す非武装中立は武力を持たない国連加盟国として非軍事面でのみ国連の平和活動に積極貢献するもの、一切外国と軍事同盟を結ばない意味の中立だ。尤も軍隊のない日本と軍事同盟など結びようもない。
(6)文民統制の法律が整っていれば軍が勝手に戦争を始めることはないと信じるか?
(7)軍隊は政治的動きをしてはならない、とされるが、そもそも政治的動き、軍事力による政府の転覆(クーデター)などを絶対にしない、起こさない軍隊などあると思うか?
ーブラジルのルラ新大統領も大統領公邸の警備担当軍兵士14人を新大統領に反抗的として解任した。
エジプトやミャンマーの国軍によるクーデターの事実も見るがよい!
2023年1月23日 記
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