―以下本日担当の小倉志郎さんの寄稿文の引用―

 2022年現在でのアメリカの軍事費は世界一であり、且つ、第2位から第17位までの16か国の軍事費の総和よりも多い。

その軍事超大国のアメリカにとって脅威になる国が地球上にあるはずがない。

しかし、アメリカ政府はリビア、イラク、アフガニスタンが脅威だと先制攻撃を加えた。

今、北朝鮮、中国が脅威だと宣伝しまくっている。

これがウソであることは明らかだ。

そのウソをそのまま国内に発表しているのが日本政府であり、それを無批判に垂れ流すのが日本の大手マスメディアだ。

マスメディアに登場する「専門家」「有識者」「権威者」たちもその宣伝の一翼を担っている。

約90年前にナチスが使った手法「ウソも100回流せば国民はウソを本当だと信じる」と同様の現象が今の日本で起きている。

そんな状況だから、昨年閣議決定された軍事費倍増計画に国内世論の支持が50%を超えるのも無理もない。

今や、この計画が国会で承認される寸前だ。

本来、国民の日常生活のレベル向上に使われるべき税金がこうして戦争準備に使われることになる。

日米両政府がぐるになってウソをついていること、それをウソだと報じる大手メディアが無いことをはっきり認識しよう。

さらに、政府に騙されない国民を一人でも増やすように、気が付いた一人ひとりが身近な人々に宣伝をしよう。

2023年1月24日 記小倉志郎

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