21日に中野ゼロホールで映画「金福童」宋元根(ソン・ウォングン)監督を観た。

“年は93、名前はキム・ボク・トン”さんは14歳で日本軍兵士の慰安婦にされた経験を持つ数少ない生き残り証人として2019年に亡くなる直前まで女性人権のための活動を続けた。

最晩年に京都朝鮮学校へ最後の財産を寄付するために来日し安倍によって支援を打ち切られた在日朝鮮人生徒を激励をする場面もある。

この映画は3年前に完成していたがコロナ禍で上映が遅れ今回日本での初上映となり今後大阪など各地で上映が予定されている。

映画の中で再三叫んでいた言葉は「自分たちはお金を要求しているわけではない、安倍に公式に認罪と謝罪をして欲しいだけだ」の言葉だ。

久しぶりに安倍を名差しして抗議する市民の声を聞いた。

安倍は在任中、私達一般市民が国会前などでいくら「安倍やめろ」コールを連呼しても、いくら権力不正行使が明らかになっても、そのために自殺者が出ても認めず国会議員どころか首相の座に居座った。

挙句に統一教会に家族の平和を壊された山上さんによって暗殺された。

暴力は否定されるべきだが司法も加担して3権分立が「いびつにへし曲げられ」市民の声が政治に全く届かない政治状況の中で強引に居座る安倍を何ともできない一般市民のもどかしさを思いだす。

マスコミは安倍に同情する声ばかり報道したがいくら不謹慎と言われても内心留飲を下げた市民はそれ以上に多かっただろう。

その後、国民の半数以上が反対した安倍の国葬を岸田は独裁的に強行。

年末の安全保障関連文書の独裁的な改訂。

年が変わり2023年になった途端多くの国民は安倍、菅(学術会議委員任命拒否)の悪政、岸田の国会無視の暴政を早くも忘れかけている。

何をやろうがすぐ忘れてくれると我々は政権に舐められている。

統一教会と政策面でも癒着した自民党、自公維、幸福、参政、N国等の改憲勢力による軍拡推進を決して許してはならない!

23日から6月21日迄の会期で始まった通常国会で野党には徹底的に与党を糾弾し退陣に追い込んでもらいたい!(敬称略)

映画「金福童」上映に関する問い合わせは

日本軍「慰安婦」問題解決全国行動 https://222.restoringhonor1000.info/

email:i_zenkokukoudou@yahoo.co.jp

2023年1月25日 記

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