国会が始まり代表質問が行われている。

岸田首相の答弁内容は稚拙な官僚作成の毒にも薬にもならない代物だ。

防衛予算倍増を聞かれて「抑止力の強化により将来の国民の命と暮らしを護る。

そのため必要な予算だから国民全体で負担すべき」という。

よくもデタラメが言える。

繰り返しになるが抑止力で平和が保てるなら世界一の抑止力(核兵器まで)を持つアメリカは何の恐れも心配もないはずだ。

戦争の悲惨さはテレビで毎日放送されるウクライナ市民の様子を見れば国民は誰でも分かる。

一部例外を除けば国民のほとんどは戦争には反対する。

国民がわかっていないのは軍隊の存在こそが戦争の原因、悪の根源である、と言う真実だ。

アメリカはロシアの傭兵ワグネルをギャング同様に扱い制裁の対象にした。

しかしそのアメリカも中東で民間軍事会社ブラックウォーターの傭兵を使い残虐行為を重ねた。

ワグネルが悪いというならアメリカの海兵隊も同じだ。

だからこそ非武装こそが戦争廃絶の唯一の道と主張しているのだが非武装は戦争の被害体験に相当する幸福安全体験を証言してくれる証人がいない。

我々の考えに賛同している隠れキリシタンは大勢いると確信するが我々は丸腰では不安に感じる国民を生き証人なしにどうやって安心させるかに腐心する毎日だ。

軍隊は戦場では皆、鬼と化す。

鬼にならねば人殺しは出来ない。

軍隊こそが悪の根源との認識を国民全体が共有しない限り戦争は永久に無くならない。

日常生活の場は突如として戦場と化す。

言葉を持つ唯一の動物、人間がせっかくの宝物(言葉)を使わず揉め事を野蛮な暴力で解決しようとするなど今が21世紀とも思えない。

日本は何が起ころうと軍隊を持って戦争を起こしてはならない。

攻撃されても武力で反撃したら即戦争だ。

本日、正午からJR三島駅頭で天候が許せば非武装中立のキャンペーン(クラリネット演奏とトーク)を三島9条の会の同志と行う。

続いて2時から有志参加者と非武装中立の実現をテーマに討論を行う予定だ。

2023年1月29日 記

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