一昨日大阪市の病院に乗用車が突っ込み二人の女性が死亡した。
同じく埼玉県戸田市の中学校では期末テスト中の中学生を殺そうとナイフを持って教室に入り込んだ高校生が教員にとりおさえられた。
この事件・事故の原因・動機が何だったのか定かではない。
くしゃみで意識を失って人を轢いてしまった、と言う高齢運転手の免許取り消し、無差別に人を殺してみたかった、と言う少年の矯正、カウンセリングは勿論必要だ。
しかし私が言いたいのは以下のことである。
過失で人を殺しても精神異常の少年が無差別殺人をしようとしても大ニュースになる日本は平和な証拠だ。
自公政権下で必ず起こる戦争となれば自衛隊は故意に多数の人間を殺す集団と化す。
先の大戦で日本兵はアジアで2千万人以上の人たちを殺したといわれている。
一人二人の殺人は新聞記事になるが1000人、一万人の大量殺人は記事にもならない。
日本は今こんな非道の世界に再び向かうのも分からず国民の代表が国会で議論している。
参議院では6兆8千億円もの2023年度防衛予算を審議中だが政府は野党の質問にまともに答えないから議論にもならない。
防衛予算を使ってすることは自衛隊員が防衛と称して敵兵を殺すために使う武器弾薬を買い揃え、戦争を続けることができる継戦能力を準備することだ。
自公政府は今国内に130カ所もの弾薬庫を作り弾薬を備蓄する予定だ。
軍隊は国民を守るためにぎりぎり必要な時に限って殺人することもあるが普通の殺人とは違う、と軍隊による殺人を正当化する人たちもいる。
しかしどう正当化しようが自分が殺されないために故意に大量の敵兵を無差別に殺しあうのが戦争だ。
軍人、軍施設に限って攻撃すると言うが軍民の区別などつくわけがない。
いくら軍事力を強化しても抑止力には全くならない事は9.11を見れば明らかだ。
100%無意味な防衛予算と言う名の殺人・破壊準備予算の無駄遣いを即刻やめさせなければ憲法第9条が泣く。
2023年3月4日 記
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