自民党と野党の違い

総務省の放送法4条(放送の政治的公平)をめぐる立民の小西洋之参院議員〈郵政省(現総務省)入省、放送法・電波法のプロ]〉と高市経済安保担当大臣〈総務大臣時代に電波停止発言をして放送の自由に干渉〉の間で質疑が行われている。

礒崎陽輔元安倍首相補佐官〈自治省(現総務省)入省、現在落選中の元トンデモ議員〉も登場して松本剛明現総務大臣が対応に苦心している。

この論戦に登場する政治家はある意味で皆同じ釜の飯を食った者同士だ。

松本現総務大臣は元民主党で菅直人首相時代の外務大臣、女鷹(女性タカ派)高市大臣は大昔アメリカの民主党女性議員(コロラド州初の女性下院議員)の事務所で働いたことがあると言う。

政治家は選挙のためなら公認をくれるどんな政党からでも出馬する。

現在一応野党らしいのは立憲民主、共産、れいわ、社民くらいのものだ。

自民党と野党の政策の違いは何かと私は常に疑問に思う。

介護・年金・教育、税制・財政、原発、安全保障など色々争点はあるが与党(自民・公明)と野党で決定的に政策が違うのは原発政策くらいしかない。

安全保障政策もと言いたいが違いはあまり見えない。

野党が社会福祉、経済問題でいくら自民党と争って良い提案しても権力と予算を握る自民党とバラマキのプロ、公明党にいいとこどりされるのが関の山だ。

野党たるもの自衛隊・日米安保廃棄、エネルギー政策で全原発廃炉、再生エネルギーに転換、など自民党と真っ向から対決する問題を争点にして徹底的に対決すべきである。

憲法違反の解釈改憲を許して世界3位の軍隊を持つ日本にした野党の無力を嘆く前にそんな悪党(悪い政党)自民党をのさばらせて真の護憲野党勢力を大きくできない我々の責任こそ自問すべきだ。

自衛隊に感謝を!日米軍事同盟は外交の基軸!などと野党も言っているようでは日本に未来はない。

個人的には新社会党の国政復帰を願うばかりだ。

2023年3月12日 記

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