昨日、本書の改訂版「新版 自衛隊も米軍も、日本にはいらない」のゲラ刷りの校正を終えて出版社花伝社に送った。
本書の改訂版を作ろうと決めて出版社と打ち合わせを始めたのは新年早々だった。
憲法記念日76周年の5月3日付で出版の予定である。
戦争の危険が日増しに大きくなっている日本を何とか救いだすためにも年内に10万部は売りたいと願っている。
皆さんの同志、ご友人、お仲間に是非とも前宣伝をお願いしたい。
新版ではこの3年間で大きく変化した社会・政治情勢を織り込み「非武装中立の理」の説明を更にパワーアップした。
改訂作業のために自衛隊の待遇の実態を調べて驚いた。
以下は自衛隊札幌地方協力本部のホームページにある募集案内からの引用だ。
自衛隊員がこんなに優遇されていることを皆さんはご存知でしたか?
身分:特別職国家公務員、
勤務時間: 8:15~17:00
完全週休2日制(土日祝日)
年末年始、夏季休暇,年間24日の年次有給休暇、夏季休暇など 年間休暇150日、
初任給:高卒17万9200円、
参考:北海道警察173400円、道職員155118円、札幌市行政職(一般)151822円
自衛官任用一時金221000円を2士に任官した翌月追加支払い
1日3食、栄養バランスの取れた食事無料提供、
自衛隊医療機関は無料、
宿舎費無料、
被服、寝具等は支給又は貸与。
体力錬成用の隊内施設は全て無料、
案内の最後に
「自衛隊に入隊すれば
サラリーマンが通常支払う家賃、食費、水道光熱費の合計約7.9万円から10,8万円を仕送り、貯金,趣味などに充てることができます」
と書いてある。
ほかのページには自衛隊員の平均年収について以下の記述があった。
40歳:幹部自衛官約900万円,
准曹自衛官約700万円
35歳:幹部自衛官730万円、
准曹自衛官約570万円、
このほか海自では艦艇手当145万、空自では飛行手当170万円支給の場合もあると。
こんな破格な優遇にも拘わらず定員割れで隊員募集を続けているのが自衛隊だ。
岸田首相がいくら防衛予算を倍増してアメリカの武器兵器を爆買いしてもそれを使って戦争する自衛隊員がこの状態では敵基地攻撃などできるわけがない。
5月出版予定の本書の改訂版を是非自衛隊員やご家族の皆さんに手に取ってもらいたい。
そして戦争準備の自衛隊員から戦死の心配のない災害救助即応隊員に職種替えする提案に賛同してもらいたいものだ。
2023年4月5日 記
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