―以下本日担当の小倉志郎さんの寄稿文の引用―
私は2016年の参議院選挙の結果、衆参両院とも改憲派議員の割合が3分の2を超えて、改憲発議可能な状態になったことにショックを受けた。
それ以来毎日「一人デモ」という形で公衆に向かって声を上げ始め、今も続けている。
その実践期間が7年に近づいてきた。
6年を過ぎた頃から、友人・知人・講演来場者に「一人デモ」の良さを宣伝し始めた。
そして少しずつ賛同して「一人デモ」を始める人も出てきた。
日本のいたる所で、外出すれば「一人デモ」に出会う位まで増えてきたら、世論への影響も出てきて、主権者とりわけ有権者の投票行動も変わってくるだろう。
しかし、その増え方は私の期待よりはるかに遅い。
最初は羞恥心が邪魔をしているのかと「3日やったら恥ずかしさは消えた」と私の体験を話したが、余り効果がない。
つらつら想うに、もう一つのハードルがありそうだ。
国会周辺での同志が沢山集まるデモでは、プラカードを持ち、リーダーの先導によりシュプレッヒコールの声を上げる。
しかし、同じメッセージを一人で街行く人々に向かってプラカードで訴えたり、声を上げることができないとはおかしい。
どの政党を支持しているかわからない不特定多数の街行く人々に対して一人で声を上げることができない理由は自分のメッセージに「自信」が足りないからだと思い当たった。
戦争を防ぎたい、原発事故を防ぎたいと心から思うなら、ぜひ、「自信」を持って「一人デモ」を始めていただきたい。
2023年4月10日 記
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