―以下本日担当の小倉志郎さんの寄稿文の引用―
「Jアラート」とはいったい何のことかと言えば、「全国瞬時警報システム」のことらしい。
最近は北朝鮮が「ミサイル」を発射する度にこれが発令されている。
その度に政府から避難要請が出たり、地下鉄や新幹線が停止させられ、日常生活が大きな迷惑を被っている。
しかし、その「ミサイル」なるものが、弾頭を付けたものか、どこを狙ったものか、発射の意図は何か、全くわからない。
即ち、本当に恐れるべきものなのか否かも確認しないまま、日本社会は大騒ぎをしている。
情報システムが発達している今、日本政府は直ちに北朝鮮に連絡をして、何の目的で「ミサイル」を発射したのか、危険な弾頭が取り付けられているのかを問いただせば良い。
それもしないでただ「避難を呼びかける」だけとはお粗末すぎる。
それこそ、自衛隊という軍備を増強するために、北朝鮮とグルになって国民の恐怖感を煽っているのではないかと勘繰られてもしかたがない。
もし、破壊力の大きな本物のミサイルが日本国土に何発も着弾したらどうなるか想像してみよう。
戦争に巻き込まれるというのはそういうことなのだから。
そうなったら、国民は職場や学校、あるいは自宅のどこに居ようと命が助かる保証はない。その時、「Jアラート」など何も役に立ちはしない。「Jアラート」発令をさも重大な情報のように騒ぐ有様は滑稽そのものだ。
2023年4月14日 記
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