―以下本日担当の小倉志郎さんの寄稿文の引用―

 私が所属する「軍隊をすてた国コスタリカに学び平和をつくる会(略称:コスタリカに学ぶ会)」の仲間がコスタリカを訪問し、コスタリカの市民にインタビューをして「軍隊を持たずに、外国から攻められたらどうするのですか?どうして軍隊を捨てることができたのですか?」と質問した。

すると市民の誰もが「私たちの国には相手を攻める軍隊が無いのだから、外国が攻めてくるわけがない。」という答えが返ってきたそうだ。

私たちの質問は「もしも外国から攻められた場合、どうするか?」を問うているのに、攻められることがないから「どうするか?」など考える必要が無いというわけだ。

一方日本国内では、同じ質問に対して「攻められないように、外交的努力をすれば良いのだ」という回答をしばしば聞く。

上の2種の回答は共に「攻められたら」という前提条件をあり得ないこととしている。

これでは、「どうするのか?」という質問に対して、正面から答えたことにならない、いわば「逃げの回答」だ。

憲法第9条を厳守しようと思うなら、逃げずに回答すべきだ。

即ち「外国軍が攻めてきたら、抵抗はせず、外国軍に一発も撃たせずに占領させればよい。

そうすれば、自国民に死傷者が出ず、原発も破壊されずに日本の山河は放射能で汚染することもない。

国民が生物として健康に生活するために一番大切な自然環境を守ることができる。

だから、憲法第9条の文言通り、非武装が一番良い。」と回答すれば良いのだ。

2023年6月3日 記

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