―以下本日担当の小倉志郎さんの寄稿文の引用―

 私は7年近く一人デモを続けてきて、そのメリットを十分体験した。

これまでは、この宣伝方法を他の人々に勧めたり、始めることをお願いしたりはせず、ただ私の活動のし方の紹介にとどめてきた。

しかし、昨年から今年にかけての自民・公明連立政府よる原発利用への逆戻り、軍事力倍増方針という一連の政策は目に余る。

従来の自衛隊と米軍との一体化と併せて、ますます日本が戦争に巻き込まれる可能性が高まり、万一の場合、原発が破壊されて私たちの国土が放射能汚染で人が住めない土地になり、日本が滅亡する可能性まで見えてきてしまった。

そこで、もう恥も外聞もなく、一人デモをする仲間を増やそうと身近な人々に勧めることを始めた。

ところが同じ目標で活動をしている仲間で一人デモのメリットを理解してくれても実行に踏み切る人は少ない。

その理由は「勇気がでない」とか「そこまでの行動力がない」というもの。

その気持ちは解らないでもない。

やはり、他の人々とは違う行動をとるというのは目立つからためらうのだろう。

しかし、落ち着いて考えてみよう。

一人デモは不特定多数の国民=主権者=に向かって「今の政府のやっていることはおかしいよ!任せておくと戦争に巻き込まれるよ!」と直接メッセージを届けることができる。

つまり、有意義であり、且つ、恰好いいのだ。

街には温かい目で見てくれる人々が沢山いる。

一人デモを始めるために勇気など不要だ。

2023年6月5日 記

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