先月15日に、初めて見る葵祭のため京都に行ってきた。

同じ葵祭のために上皇夫妻が私より1列車早い新幹線に乗ってきたらしく京都駅前には大勢の群衆が日の丸の小旗をもって既に出迎えていた。

一体いつも誰が日の丸を配っているのか知りたくて警備の警官に私も日の丸の小旗をもらいたいのだが?と聞いてみた。

警官は配っているのは腕に腕章をまいた人なので探してくださいと言われ結局わからなかった。

葵祭の行列は京都御所から出発、私は蛤御門の近くで行列を見物した。

蛤(はまぐり)御門は幕末1864年起こった徳川幕府と長州藩の戦闘で有名で御所の西側にある。

門には今でも多くの弾痕が残っていて戦闘場面を思い起こさせる。(幕府方約60人、長州方約400人が戦死)

そのころの政治状況は幕府方(薩摩、会津、桑名)、朝廷、長州藩などが複雑に争っていた。

私がここで触れたいのは盤石だった徳川幕府が戊辰戦争に引きずり込まされ打ち負かされ江戸城無血開城に至った幕末維新の歴史だ。

弾痕が示すように幕末時代は武力によらなければ政権を交代できなかった。

しかし今やどうだろう。

統一教会癒着、聞く耳を持つとは文字通り耳がついているだけの公私混同岸田首相の率いる自民党政権を倒すのに武力はいらない。

有権者一人一人が自民党政府のだましや”日本は攻められる攻められる”の洗脳の嵐から目を覚ませばよい。

真実を知って真っ当な護憲野党に投票すれば鉛筆1本で政権を交代させることができる。

「悪党倒すに刃物は要らぬ、鉛筆一本あればよい」だ。

蛤御門の弾痕を見て現代の民主主義のありがたさと、それでもダメ政権を倒せない私も含めた国民の愚かさを思い知る。

平和を愛するすべての女性有権者に特に期待したい。

次の総選挙(7月23日投開票かも)では

護憲野党候補に貴重な1票を、と。

2023年6月14日 記

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