―以下本日担当の小倉さんの寄稿文の引用―

 自衛隊への入隊希望者が定員を満たさず、自衛隊の定員割れが続いており、隊員確保のためにあの手この手と工夫に工夫を重ねて募集活動が行われている。

例えば、我が家から歩いて5分ほどのところにある陸上自衛隊の輸送隊基地の正門脇には添付写真のような大きな看板が立てられている。

明るいイエローの地に大きな字で「平和を、仕事にする 陸・海・空 自衛官募集中」とある。

 いくらこんな看板を立てようと、自衛隊の仕事は戦争が起きたら、相手の兵器を破壊し、相手の兵士を殺すことが本来の仕事である。

ほとんどの若者はこれを承知している。

「平和を、仕事にする」などという印象操作の言葉に騙されて入隊を希望するのではなく、よほど家庭が経済的に苦しく、衣食住の待遇の良さに惹かれて入隊を希望する若者が大方だろう。

そのような背景の下で入隊試験合格とされる若者たちの性格・価値観はさぞかし多様だろう。

自動小銃など兵器の取り扱いで絶対に間違いを起こさない人物を選別するなど不可能だ。

将来は貧困家庭が無くなり、「破壊と殺人を、仕事とする自衛隊」への入隊希望者がどんどん減ることが望ましい。

元々、海岸線に50基以上も原発を並べた日本は戦争などできない国なのだから、自衛隊の定員割れなどで何も困ることはない。

2023年6月20日 記

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