平和集会などで話を聞いていると、武力で平和は守れない、紛争は話し合いで解決を、と言ったスローガンのオンパレードだ。

自衛隊は武力か武力ではないのか?

憲法第9条は武力の保有を禁じ交戦権を否認している。

非暴力で平和を、ではなく無暴力で平和を、だ。

非暴力には暴力は使えるが使わずに紛争を解決する意味合いが感じられる。

自衛隊・米軍を撤廃して話し合いしかない状態で話し合いを、とどうして言わない。

先日のコスタリカのオンライン学習会(誰でも希望者は参加できる)で、

無防備の日本に攻めてくる無法国に遭遇したら最悪、日本は無抵抗で降伏を覚悟し不服従を貫く、と花岡さんは言うが、国民を見殺しにするように聞こえる。

だから国民は怖くて非武装に賛成しない、と言う意見が出た。

詳しくは本書を読んで欲しいが、外国が日本を攻め込む場合にはなんらかの動機があり前兆が必ずある。

だから日本が丸腰になっても不当な外国による突然の侵攻はあり得ない。

いきなり目の前に敵が来て家族に危害を加える状況はあり得ず、そうなったらどうするなど心配する必要はない。

私は戦争には至らないテロ行為があった場合、規模にもよるが、少なければ警察、多ければジャイロが集結して国民を守る、と書いた。

私の提案するジャイロは平時は人道支援部隊であり大雨による水害・地震災害などの際の即応隊だ。

大規模テロに襲われ、命からがら赤ん坊を抱き助けを求める母親にはジャイロ隊員は母子の上に覆いかぶさり自分の命を犠牲にして無抵抗で母子の命を守る。

しかしこんな状況はまず起こらない。

言い換えれば、ジャイロは平時に外国人犯罪者に対してとる警察官以上の行動はとらないし、とる必要は生じない。

想定外の不当な侵攻が起きたら即座にしかるべき国際機関に訴えるなど国際世論に非道を訴え無抵抗主義を貫く。

しかし何らかの不測の事態や災害救助活動でジャイロ隊員が命を落とす危険はあり得る。

不幸にも殉職したジャイロ隊員は毎年合同で国葬を行い遺族には手厚い遺族年金を終生支給する。

自衛隊強化に必死な自公政府は北、ロ、中国脅威論をばら撒いて国民の恐怖を煽っているが事実とは全く違う国民の洗脳に過ぎない。

2023年7月14日 記

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