―以下本日担当小倉志郎さんの寄稿文の引用―

  今の政権の下では、請願をしても、署名を集めても、首相官邸前や国会周辺でデモをしても、その国民の訴えを反映して政策が変わることはなかった。

国民の声を聴く耳を持たない政府は交代させるしかないというのが私と仲間の結論である。

しかし、今の日本の政治状況の中で、これは言うのは簡単だが、実現するのは至難だ。

有権者の大多数が選挙で投票に行き、現職の国会議員よりも良い候補者に投票をすれば、一日にして政権交代が実現する可能性があるが、確実に投票に行く人はいわゆる「組織票」と言われる政治団体・宗教団体・組合に属する人が多く、そうではない人々の多くは投票に行かない。

約50%の有権者が棄権しているがその動機は様々だ。

人づてに聞こえてくるのは「政府には反対だが、野党に頼りになる候補者がいない」

「私の一票で政治が変わりっこない」

「行こうが行くまいが結果は見えている」

「結局は金でしょう」などなど。

その他に動機すら持たない全く政治に無関心な人もいるだろう。

その結果に法的拘束力がある選挙という有力かつ具体的手段があるのにこれを有効に活かそうとしない人々が沢山いるのだ。

こういう人々は私たちが催す勉強会や決起集会には参加しない。

どうすれば良いか?

言うまでもない。

そういう不特定多数の人々がいる街頭に出かけて、自分に似合った、好きな方法で宣伝をすれば良いのだ。

2023年7月19日 記

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