日本は軍隊を持たない無暴力国であるべき、と先日書いた。
新版に「軍隊と警察の違い」の小見出しをつけて説明したので読んで欲しいが大事な点なので繰り返す。
警察官も国民を拘束しピストルも携行する国家公認の暴力組織でテロ対策の特殊警察部隊などは相当重武装だ。
私はコスタリカで政府の要人として重武装警官の警護を受けたが彼らは迷彩服を着ており一見軍隊と見分けがつかない。
コスタリカには軍隊があるとネットの書込みがあるが彼らを軍隊と誤解しているのかもしれない。
警察も無くて済めば越したことはないのだが犯罪が社会から根絶しない以上必要な組織だ。
しかし軍隊は日本に不要な暴力組織である。
軍隊はジュネーブ条約などの国際法に違反しない限りどんな殺人破壊行為も許される暴力組織だ。
軍の規律と言うが生きるか死ぬかの戦場で厳格に守っていたら戦にならない。
日本が外敵に攻められるとすればまずミサイル攻撃から始まる。
非武装の日本は国境警備隊による防衛以上の活動はしていないから攻撃されたら直ぐに国連に提訴するしかない。
国連が動き出す前に外敵が上陸してきたら国民を守るのはジャイロである。
ジャイロは警察力だが有事(大規模侵攻)の際には既存の警察では手に負えないから数十万人のジャイロが人海戦術で出動することになる。
日本に侵攻する外敵に対しては規模が大きかろうが不法入国、武器不法所持・不法使用の罪で逮捕し日本の法律の裁きを受けさせる。
ジャイロは人海戦術で国民保護のため軽武装で人間の盾になる。
軍事施設の一切ない日本を攻撃する国は国際法上間違いなく戦争犯罪国として裁かれる。
軍事的に無抵抗で外敵と対峙するのだから日本は戦争当事国にならない。
世界諸国民の公正・正義に訴えるための時間稼ぎの間にジャイロ隊員の多少の犠牲は出るかもしれない。
ジャイロは災害救助だけでなく命を懸けて平和に貢献する英雄的な職業なのだ。
2023年7月22日 記
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