―以下本日担当小倉志郎さんの寄稿文の引用―

 8月6日(日)投開票が行われた埼玉県知事選挙で、共産党以外の野党と政権与党が相乗りした現職知事が次点候補に大差をつけて再選を果たした。

次点候補は共産党の新人だ。

結果は当然で何の不思議も無いように見える。

しかし、翌日の新聞記事に載った投票率にはびっくりした。

何と23.76%で全国の知事選投票率の最低記録を更新したと。

逆に言えば、有権者の76.24%が投票に行かなかった。

この約80%近い有権者が投票しなかった理由は様々だろう。

政治に関心が無かったり、関心はあれども結果が見えているのでわざわざ足を運ぶのを避けたり、自分が好ましいと思う候補がいなかったり、やむにやまれぬ家庭の急用で行けなかったり、等々。

しかし、自分が暮らす県の行政の在り方を是認するにせよ、否定するにせよ、自らの意思を示すめったにない機会である選挙でこれほど多くの有権者が棄権してしまうのは腑に落ちない。

単純計算をすると、棄権をした有権者の約18%が次点候補に投票すれば、結果は逆転していたのだ。

私の個人的な解釈だが、この記録的投票率の低さは埼玉県有権者の「主権者」意識の低さの反映だろう。

日本国憲法の前文にある「(前略)ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」が身に付いていないのだ。

神奈川県民である私も他人事ではない。

2023年8月8日 記

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