少しこだわり過ぎると言われるかもしれないが再び若者に的を絞って政治に対する無関心の原因について考えたい。

9月20日の東京新聞の「考える広場」が安倍元首相の国葬の検証をしている。

3人の論者がそれぞれ自説を述べているがその中で目を引いたのはライターの松田小牧さんの論考だ。

彼女は防衛大学を中退して時事通信社に入ったライターだ。

防衛大学と言えば入学金・授業料無料、学生と言っても特別職国家公務員で学生手当と言う給与が毎月117000円支払われ年2回期末手当も支給される。

被服食事無料、結構な身分だが卒業後は自衛隊に入隊する義務がある。

しかし今年は479人の卒業生中72人が任官を辞退した。

言葉は悪いが食い逃げである。

彼女も食い逃げした人物の一人だ。

しかし著書「防大女子」を書き2016年 ~17年に安倍首相の番記者を務めた経歴を持つ。

彼女によると若者が政治に無関心な理由は以下の4つだと。

この分析は私も大体当たっているのでは、とうなずける。

すなわち

1)政治的な主張をすると仲間から浮いてしまう

2)多様な娯楽がある中で政治は単純に面白くない

3)政冶的な発言をSNSですれば、炎上したり、ネット上に残り続ける「デジタルタトゥー(注:入れ墨)」になるリスクがある

4)批判しても社会って変わんないよねと思っている

これらの理由をひとつずつ、つぶせたら若者も今のひどい政治状況や日本の平和が危うい状態に目が向くだろうか?

自民党政権が続けば自分たちが明日にも戦場に送られ故郷にミサイルが飛んでくる危機感を抱くだろうか?

2023年9月22日 記

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