ピースアゴラの呼びかけ人のお一人、高嶋陽子さんが2021年11月7日に寄せられた寄稿文を遅まきながら引用したい。
高嶋さんは現在コロナ後遺症からご闘病中だがピースアゴラの開広場以来、多大な貢献をされてきた。
旧書『自衛隊も米軍も、日本にはいらない』-花伝社税込み1650円―を全ての国会議員、都道府県知事、都道府県議会議員、などに約3400冊献本できたのは彼女の資金援助のおかげが大きい。
―以下高嶋陽子さんの投稿引用―
COP26回締約会議が英国で開催された。
地元若者による対策強化要請デモが実施され多数の若者が参加した。
これに呼応して東京でもFFF(未来のための金曜日)が世界気候アクションを起こした。
石炭火力発電廃止の世界の動向に反し岸田首相はコップ会議で石炭火力の維持を表明。
チェリノブイリ原発事故から35年、福島の原発事故から10年が過ぎた。
過去に遡れば広島、長崎。
宇宙に漂う人工衛星のゴミ、身近にはプラスチックのゴミの山。
ノーモア―、ノーモア―!!
この国では漏れた核燃料の放射能を含む廃液処理のタンクが満タン状態でいずれ海に流すと言う。
それでも原発の再稼働?
ふるさと福島を失った数万人、いずこへ…。
『何処へ』 遥かむかし、こんな映画があった。
私たちはどう生きていくのか?
小松左京(1931~2011)の『日本沈没』が今読まれている。
現実に今を生きる日本の姿のようだ。
人間は絶滅危惧種になりつつある。
最近、ナターシャ・グジーさんの歌とパンドウラの音楽を聴いた。
彼女はチェルノブイリ原発事故の犠牲者
音楽で平和と反原発を訴えて歩く。
戦争も原発もない世界を、
と花岡蔚(しげる)氏の著書を読み
噛みしめて思う。
―以上引用おわり―
2023年10月6日 記
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