本日は久しぶりにコスタリカ日本人学校の藤澤先生から送られたコスタリカ最新事情報告です。

バイデン大統領はコスタリカをボリビア、コロンビア、ベネズエラ、メキシコその他18か国と共に重大麻薬密売国リストへの分類を継続

(バネッサ ロアイサ N.記者)

アメリカ政府はコスタリカをボリビア、コロンビア、ベネズエラ、メキシコその他の国と共に麻薬密売または麻薬生産国という不名誉なリストに分類しています。

このリストに分類された23か国の内17か国はアメリカ大陸の諸国です。

バイデン大統領によって署名されコスタリカ外務省に送られたその覚書によると、23か国の内訳はアフガニスタン、バハマ、ベリーズ、ボリビア、ミャンマー、中国、コロンビア、コスタリカ、ドミニカ共和国、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、ハイチ、ホンジュラス、インド、ジャマイカ、ラオス、メキシコ、ニカラグア、パキスタン、パナマ、ペルー、ベネズエラです。

 コスタリカはLA NACIONの発表によると2010年に初めてこの不名誉なリストの仲間入りをしました。

翌2011年バラック・オバマ大統領は、「アメリカ合衆国に入り込んだ700トンの麻薬の内90%は中米を経由した。」と言明しました。

麻薬ビジネスはまた暴力・殺人の主な引き金の一つになっています。

コスタリカの今年の殺人件数は9月18日までで648人でした。この数字は2022年の全殺人件数(この種の犯罪として歴史的記録)よりわずか8人少ないだけという数字です。

2023年が終了するまでまだ3カ月以上残っている中で、警察当局は今年の殺人数が930人以上(コスタリカの歴史上新記録数字)に上るであろうと予測しています。

(写真は省略して説明のみ)

コスタリカ当局は2022年33トンの麻薬を押収しました。

その大部分は合法的生産物の中に隠されており、行き先はヨーロッパであった。

これら麻薬生産国には麻薬の密売・生産を可能にする地理的、商業的、経済的要素が共通して存在している。とホワイトハウスが発表

(2023年9月19日 LA NACIONの新聞記事より)

10月11日 記

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