先日沖縄を行脚し沖縄島、石垣島、宮古島のいくつか自衛隊基地(の周辺)を訪問した。

基地入り口には数名の自衛隊員が武装して警護していたりする。

今年8月行脚した鹿児島県国分基地も入り口の自衛隊員が武装していて恐ろしかった。

基地正門付近には黄線が引かれていて黄線より内側には入ってはいけないと注意される。

自衛隊員の中には居丈高に“基地から出ていけ”的な隊員もいるが、黄線から外に下がって欲しいと言う紳士的な隊員もいる。

私は全国の米軍基地も訪れているが青森県三沢基地では正門付近から引き下がるよう英語で強く言われたことを思いだす。

さて今回訪問したある自衛隊基地では私たちに応対していた自衛隊員に私は話しかけることができた。

手短かに「私は自衛隊を国際災害救助即応隊ジャイロに衣替えする運動をしていること」

「<自衛隊も米軍も、日本にはいらない>を出版して全国を行脚していること」

「自衛隊員に読んで欲しいのでデジタル版も出版したこと」

「自衛隊員の皆さん全員の大切な生命を危険に晒したくないための活動であること」などを1~2分で話した。

驚いたことに彼は私の言葉に耳を傾け

「ありがとうございます。

嬉しいです。

感謝いたします」と答えたのだ。

自衛隊員も家族や自分の命を大切に思う気持ちに変わりはない。

ひょっとするとその自衛隊員は私に気を遣い喜ばせようとしただけかもしれない。

しかし彼は自分の本心、本音を語ったと私は思う。

彼の名誉と組織の中での地位保全を考えこれ以上のことは書かない。

私達の非戦・非武装中立の運動は自衛隊員本人をはじめ家族一同から感謝される日が必ず来るとの確信を深めている。

2023年11月10日 記

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