何の役にも立たない反撃能力、敵基地攻撃能力保有のためにアメリカの兵器を爆買いしても結局税金の無駄遣いで終わる。

日本もアメリカ並み相当の軍事予算(年30兆円)と自衛隊員50万人体制がとれたら多少は気休めにはなろう。

しかし戦争になれば国家予算の90%は軍事費に回され国民生活は破綻する。

日本がハリネズミのように、守りを固めても完璧な空の戸締りなど不可能であることに変わりはない。

隣国は何をしでかすかわからないと考える人々は日本がどれほど防衛力を強化してもこれで安心とは決していわない。

たとえ核兵器を保有しても更なる防衛力強化を求めるのはアメリカと同じだ。

無駄を承知で自公政府が防衛費を倍増し自衛隊の抜本的強化をはかるのは有事に国民を守り切れなくなった際の言い訳作りのためだ。

当人の自覚の有無は別として「やることはやってる、とのアリバイ工作」と考えて、ほぼ間違いない。

アメリカからの武器・戦闘機の爆買いはアメリカの軍需産業(米国政府)への経済協力でアメリカの歓心を買うため、日本の兵器産業を強化するのは日本経済の底上げと保守勢力の支持取り付けのためだ。

「非武装・無抵抗、いざとなったらジャイロの人間の盾」

これしかない。

これこそが非武装中立の実現を果たした日本の安心の要だ。

殺人・破壊の戦争準備で経済を良くして何になる!

予算はもっと困っている国民のために使え!

2023年11月16日 記

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