鹿児島の熱心な同志横山富美子さんから送られてきた市民新聞「我ら、護憲市民」を何回かに分けて転載する。

新聞編集責任者の横山さんは一度このホームページに声を寄せられて好評だった内科の院長先生だ。

前回の鹿児島県知事選挙にも出馬された行動派だが実は大変に心優しい先生である。

―以下引用その1―

【時の話題】 ロシアのウクライナ侵攻

2022年2月24日 ロシアがウクライナに軍事侵攻した日は、大腿骨骨折で要介護4になっていた私が、歩行器を使って職場復帰した日でもあります。

私的なことを申しましてすみません、

診療所の病室を借りて、寝転んで考えていました。

そう言えば、遠くない過去に同じような事があったなあ、と。

2003年、アメリカが他国も誘ってイラクに侵攻した、いわゆるイラク戦争です。

調べてみましたら、8年余り続いたんですね。

時の小泉純一郎総理は、「アメリカのイラク戦争を支持する」と言明し、戦後初めて(PKO活動でもない)自衛隊派遣を行いました。

その総理の言明をテレビニュースで聞くや否や、

私は姶良郡医師会に駆け込み、「医師会を脱退します」と告げました。

こんな自民党に献金している医師会の仲間に入ってはいけない、と思ったのです。

その時は、医師連盟だけ抜けたらどうかとなだめられ、そのように致しました。

しかし2012年、あの福島原発事故後すぐの鹿児島県知事選において、放射線障害を知る専門的集団であるはずの医師会が、反原発の向原候補ではなく、結局日本で初めて原発再稼働をさせた候補者を応援した時は、さすがに仲間になれず、医師会を去りました。

―以上― その2に続くー

2023年11月20日 記

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