先日、日本橋三越劇場に「芸歴50年柳家小菊の会」を聞きに行った。

小菊さんは落語の世界では初めての?早大卒の三味線、寄席音曲の名人だ。

ゲストの柳家小満ん(こまん)師匠の落語を久しぶりに聞けて至福の時を過ごした。柳家小満ん師匠はテレビに出ると芸が荒れると言って絶対に出ない知る人ぞ知る名人落語家だ。

閑話休題

私は東京の都心に出て素晴らしい銀座界隈の目抜き通りを眺める度に、この美しい風景が、ミサイル攻撃で破壊され瓦礫の街と化したウクライナやパレスチナ・ガザの風景と重なって見えることがしばしばある。

こんな、あってはならない近未来が

なぜか脳裏に浮かんで仕方ない。

スマホに夢中の若者や孫を連れて嬉しそうなお年寄り夫婦の姿を見るとどうしてこうも皆、迫りくる戦争に対する危機感がないのかと不思議に思う。

しかし危機感がないと言うのは誤りで皆隣国の中国、ロシアや北朝鮮が日本の安全を脅かしているとの危機感は抱いているようだ。

この恐怖感こそは政府マスコミに洗脳された言われのない恐怖感だ。

本当に怖いのは軍拡競争に積極的に加わり反撃能力を保有すると言って高額のミサイルを買い、継戦能力を備えると言って弾薬庫をたくさん作る自公政府の戦争準備政策だ。

多くの国民は自民党による軍拡政策は国民の平和と生命を守るために有効と誤解している。

こんな自公政治こそが銀座を再び瓦礫の山にすることになるとの危機感をまったく感じていない。

平和ボケ日本人、特に若者の政治無関心をどうしたものか!

2023年12月22日 記

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