―以下小倉志郎さんの寄稿文の引用―
元日に能登半島近傍で大地震が発生し、地震と津波による大きな被害が発生し、5日朝現在、死者84人、安否不明者179人と報じられている。
インターネットで現地の様子を観ると、道路は舗装がひび割れたり、崩れたりして車両通行が困難な様子だ。
市街地では倒壊した家屋や倒れた電柱と垂れ下がる電線で通行が困難。
海岸線の道路は何カ所もがけ崩れで寸断されていて、復旧に時間がかかりそうだ。
これらの映像を見て思い浮かんだのは、JAL123便墜落事故だ。
38年前の1985年8月JAL123便が群馬県御巣鷹山ヘ墜落した事故である。
500人余りの乗客・乗員が死亡したが、4人の生存者が上空でホバリングするヘリコプターに吊り上げられて救出された。
険しい山中でさえヘリコプターならば救出活動ができるのだ。
能登半島の被災地域が御巣鷹山墜落地点より広かろうと、100機ほどのヘリコプターがあれば、1日の内に全域での救助と避難生活の支援ができること間違いない。
医師や看護師の派遣も、重傷者の病院への搬送も可能だ。
支援に必要な物資も、これまでの大地震の経験からどんな物が必要かくらいは事前にわかっている。
これらを関西地方から輸送するのには1時間もかからないだろう。花岡しげるさんの著書「新版・自衛隊も米軍も、日本にはいらない!」(花伝社、2023年)に明記されているように災害救助即応隊をつくれば良いのだ。
自衛隊を編成替えするだけだから金もかからない。
2024年1月6日 記
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