―以下小倉志郎さんの寄稿文の引用―

 能登大地震が起きてから今日で2週間経つが、救援活動はまだまだ不十分だ。

「私が陣頭指揮を執る」と言う首相は現地に行かず、地元の人々がどういう助けを求めているかを自らの目と耳で確かめた上での具体的な指示をしない。

政府の各省庁はそれぞれ上からの具体的命令無しに自発的には行動しない。

これでは、日本の政府は被災国民を守る強い意志も能力も無いのは明らかだ。

たとえ現地の人々からの依頼や要請がなくても、初日からヘリコプターで被害の程度を観察し、救援の人員および物資を送り込めば良かったのだ。

被害状況全てがわからなくても、いくつかの拠点に予想できる必要以上の人員と物資を送り込み、そこから、現地住民から入手した情報に基づき、孤立した集落へ人と物を送り込めば良い。

怪我人情報があれば、ヘリで救急医を含む人員が現場に飛ぶ。

上記のことは日本のどこで災害が起きても即行動可能なように普段からケーススタディーを行い、想定されるケース毎に人や物の動きを検討して、準備しておけばよい。

それでこそ「備えあれば憂いなし」だ。

準備においても実践においても人員や物資が多すぎて「無駄」が生じるかもしれない。

しかし、足りずに救えない命が出るよりも一人でも多くの命が助かるならこれは喜ばしい「無駄」だ。

このような災害救助が確実に行える体制をつくるレシピが花岡蔚(しげる)著「新版・自衛隊も米軍も、日本にはいらない!」に明記されている。

2024年1月14日 記

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